TCL 価格コム 掲載記事 | TCL JAPAN

広色域・高輝度な

「QLED」という

新たな選択肢

TCLのフラッグシップ

4K対応スマート液晶テレビ「65X10」日本上陸

コストパフォーマンスにすぐれる液晶テレビか、ワンランク上の映像美を堪能できる有機ELテレビか――。4Kテレビの購入にあたり、どちらにするか決めかねている人も少なくないだろう。そんな人に新たな選択肢として提案したいのが、世界市場を席巻する家電メーカー「TCL」から発売された、量子ドットLED技術「QLED」採用のフラッグシップ4K対応スマート液晶テレビ「65X10」だ。本特集では、「65X10」の画期的なテクノロジーと、映像のクオリティを中心にレビューしていく。

ブランド概要/高画質/高音質/まとめ

ブランド概要

世界市場を席巻中! 気鋭のメーカー「TCL」が

提案する高画質テレビの新しい選択肢

世界のテレビ市場において、目覚ましい伸長を続ける中国メーカー。その中でも、今、最も勢いがあるのが、“中国のシリコンバレー”にたとえられる広東省・深圳市に本社を構える「TCL」だ。主力となるテレビ事業では、液晶パネルの製造から組み立てまでを自社で一貫して手がけることで、高い品質と価格競争力を両立。世界中でユーザーを拡大し続け、2018年のテレビ出荷台数は前年比23.1%増の2861万台に達し、出荷台数ベースの世界市場シェア※1では、2017年の3位から2位へと躍進した。

※1 2018年。HISテクノロジーおよびTCL出荷データによる。

1981年に創業したTCLは、「クリエイティブライフを支える製品や最先端テクノロジーを提供し続ける」ことをスローガンに、テレビ、スマートフォン、白物家電、スマート健康家電、金融サービス事業へと業容を拡大。現在は全世界で75,000人以上の従業員と28の研究機関、22の製造施設を有し、160を超える国・地域で事業を展開する

2018年の出荷台数ベースのテレビ世界市場シェア※

液晶パネルの製造から組み立てまでを自社で一貫して手がけるTCLは、高い品質と価格競争力を強みに、ここ数年でテレビの市場シェアを急拡大。2018年は出荷台数ベースで全体の10.9%を占め、世界第2位に躍り出た

このように、世界市場を席巻するTCLが2019年、ついに日本市場へ本格参入。その第1弾ラインアップとなるのは、4K対応スマート液晶テレビ3シリーズ7機種だ。本特集では、その中からフラッグシップモデルの65V型4K対応スマート液晶テレビ「65X10」に注目。この「65X10」は、これまでの液晶テレビとも有機ELテレビとも構造の異なる、量子ドットLED技術「QLED」を採用したのが特徴で、一般的な液晶テレビよりも高い色純度や輝度、豊かな階調を実現しながら、一般的な有機ELテレビよりも手ごろな価格で購入できるなど、高画質テレビの“新たな選択肢”となりそうな製品となっている。

TCLの日本市場における第1弾ラインアップは、4K対応スマート液晶テレビ3シリーズ7機種。今回検証する量子ドットLED技術「QLED」を採用したフラッグシップモデル「65X10シリーズ」(左)のほかに、「Dolby Audio」対応サウンドバーを搭載したハイスペックモデル「C8シリーズ」(中央)と、高コストパフォーマンスを実現したベーシックモデル「P8シリーズ」(右)を展開する

今回レビューしたのは、2019年12月に日本国内で発売開始された、65V型のフラッグシップ4K対応スマート液晶テレビ「65X10」。一般的な液晶テレビと一線を画す映像美が得られる量子ドットLED技術「QLED」を採用しながら、価格.com最安価格は217,799円(税込、2019年12月6日時点)で、65V型4K対応液晶テレビのフラッグシップモデルとしては、比較的手ごろな価格も魅力だ

高画質

広色域と高輝度を両立する「QLED」で、

従来の液晶テレビと一線を画すクオリティを体感

これまでの液晶テレビとも有機ELテレビとも異なる新しい映像方式、量子ドットLED技術「QLED」を採用した「65X10」。その仕組みは、直径2~10nmの微細な半導体ドットを敷き詰めたフィルムによって光の波長(色)を変換・制御するというもので、液晶パネル直下に配置された専用のフィルムにバックライトから青色LEDを照射することで、色純度を大幅に向上させている。同社の一般的な液晶テレビと比べると、色域が約115%広くなっており、自然界の生き生きとした色彩や果物のみずみずしさなどが、よりリアルに再現できるのだ。

量子ドットLED技術「QLED」の仕組み

量子ドットLED技術「QLED」は、直径2~10nmの微細な量子ドットを敷き詰めた専用のフィルムで光の波長を変換・制御する仕組み。バックライトから青色LEDを専用のフィルムへ照射することで、白色LEDを使用する一般的な液晶ディスプレイよりも、より自然に近い色を再現してくれる。日本国内ではこの技術を採用したテレビはほとんど流通していないが、世界的には有機ELとともに有望視される技術と言われ、TCLはそのリーディングメーカーの1社となる

高い色純度

「QLED」搭載の液晶テレビ

従来の液晶テレビ

TCL 10 Pro 16mp super wide-angel
TCL 10 Pro 16mp super wide-angel

量子ドットLED技術「QLED」は、色の純度を高められるのが最大のメリット。特に、これまでの液晶テレビでは表現が難しかった「緑」と「赤」の発光ピークが向上しており、より鮮烈な色彩表現が可能になっている

量子ドットLED技術「QLED」を用いることで、一般的な液晶テレビとは段違いの色純度を再現した「65X10」だが、本機の高い映像クオリティを支える技術はそれだけではない。「65X10」は、ディスプレイ直下に青色LEDを照射する約15,000個という驚くべき数のミニLEDライトを搭載しており、同社の一般的な液晶テレビの約3倍にあたる1,500nitsもの高いピーク輝度を実現。液晶テレビはバックライトの光源を改良することで、ピーク輝度を高めやすいのがメリットだが、本機はそうした液晶テレビならではのメリットを最大限に引き出している。また、画面を768分割して精密に制御するローカルディミング機能を搭載することで、豊かな階調を実現しており、奥行感やリアルな質感の画質が得られるのもポイントだ。

高い輝度とすぐれた階調

15,000個のミニLEDライト

768ゾーンのローカルディミング

15,000個のミニLEDライトをディスプレイ直下に搭載するほか、画面を768ゾーンに分けて個別にコントロールするローカルディミング機能など、フラッグシップモデルらしい高度なテクノロジーを搭載。これにより、量子ドットLED技術「QLED」ならではの高い色純度に加えて、高いピーク輝度や豊かな階調表現も兼ね備えている

「QLED」を採用した「65X10」で映し出したガーベラの映像(左)と、一般的な液晶テレビで映し出した映像(右)を比較すると、「65X10」のほうが花びらの色をより鮮明に映し出していることがわかる。また、高輝度でも画面がやや白っぽく見える、液晶テレビでありがちな「黒浮き」が発生しにくく、黒の締まりがいいのも特筆すべきポイントだ

価格.comスタッフが「65X10」の映像をチェック

これまでにない技術により、高い色純度と輝度、豊かな階調を実現したという「65X10」。実際にその映像クオリティを体感できるのだろうか? 4K HDRコンテンツを視聴し、詳しくチェックしてみた。

さまざまな色のカーテンが並んだ映像(左)では、カーテンの鮮やかな色彩をしっかりと再現。また、ドレスを着た女性が花畑に横たわる映像(右)では、ドレスや花びらのテクスチャーが細やかに再現されていた。量子ドットLED技術「QLED」の最大の特徴である色純度の高さが一見しただけでわかる。

水平線に夕日が沈む岩場の映像では、思わず目をつぶりたくなるような夕日の眩しさが再現されており、逆光下にある手前の岩場も、黒つぶれせずにしっかりと描き出されていた。また、湖畔の夜空にオーロラが浮かぶ映像では、幻想的なオーロラの輝きと夜空、漆黒の湖のコントラストがリアルで、3D映像のような立体感が感じられた。15,000個のミニLEDライトと768ゾーンのローカルディミングによる、高い輝度と豊かな階調がハッキリと確認できた。

また、「65X10」は、HDRの標準規格である「HDR10」や新4K衛星放送で採用されている「HLG」に加え、シーンごとに輝度情報のメタデータが付加されるHDRの最新規格「Dolby Vision」にも対応。「Dolby Vision」に対応した複数のコンテンツを再生してダイナミックレンジ(明暗差)を確かめてみたが、暗闇と光の輝きの対比が鮮烈で、漆黒の黒の表現が得意な有機ELテレビより高輝度が出せるダイナミックな画質が体感できた。これはぜひ実際に試してみていただきたい。

独自の120Hz倍速駆動技術「MEMC」が搭載されており、動きの速いアクション映画やスポーツ番組もストレスなく視聴できる。ラグビー映像を視聴してみたが、俊敏に動く選手たちの残像感がほとんどなく、鮮やかな色彩と高い輝度も相まって、躍動感あふれる映像が楽しめた。

*テレビ画面内の画像はハメ込みです。

高音質

シンプル・モダンなデザイン。スタンドには立体音響技術

「Dolby Atmos」対応サウンドバーを一体化

「65X10」の魅力は映像美だけではない。4K対応スマート液晶テレビのフラッグシップモデルとして、デザインやサウンドクオリティ、機能のあらゆる面で妥協のない、こだわりの作り込みが施されている。まずデザインは、日本人の美意識として認知されている“わびさび”から着想を得た、シンプルに徹した洗練されたフォルム。さまざまなインテリアに溶け込み、モダンな雰囲気を演出してくれる。

“わびさび”をテーマに、シンプルで洗練されたフォルムに仕上げられた「65X10」。本体サイズは約145.0(幅)×92.0(高さ)×38.1(奥行)cm(スタンド含む)で、剛性の高いアルミ素材を液晶フレーム部に使用したことで、最薄部が約1.5cmのスリムボディを実現。幅がわずか約2mmの狭額ベゼルのため、映像への没入感が高まる

また、スタンド一体型の高音質スピーカーを搭載しているのも特徴。大型の4Kテレビは映像の臨場感が高いだけに、サウンドにも映像に負けない迫力が欲しくなる。別体のサウンドバーを追加購入してセットアップする人も多いが、「65X10」は、実用最大出力が50Wのパワフルなスピーカーがスタンドと一体化されているので、サウンドバーを追加購入する必要がない。しかも、サウンドシステムは、水平方向に加えて上方向からも音が降り注ぐ3次元サラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応する高性能なもので、包み込まれるような迫力たっぷりのサウンドが楽しめる。

スタンドと一体化したスリムなサウンドバーに2つ、本体液晶パネル下側に2つで合計4つのスピーカーを搭載。3次元サラウンドフォーマットの「Dolby Atmos」に対応する高性能なスピーカーシステムだが、サウンドバーと一体化させることで設置スペースを抑えており、機能美を追求した合理的な設計となっている

スタンド一体型スピーカーが奏でるサウンドは中低域に厚みがあり、「Dolby Atmos」ならではの包み込まれるような3次元サラウンドをしっかりと再現していた。サウンドバーの両端にスピーカーが内蔵されているので音の定位もよく、セリフなども自然に聞き取れる。「Dolby Atmos」対応のアクション映画を視聴してみたが、戦闘シーンでは耳横や頭上で弾丸が飛び交うように音が聞こえ、思わず首をすくめてしまったほどだ

また、Googleのスマートテレビ用のプラットフォーム「Android TV※2」をOSに搭載しているのも、最新のトレンドを押さえている。最近は地上デジタル放送より動画配信サービスを見る時間のほうが長いという人が増えており、4Kコンテンツが充実してきた。こうしたニーズに応え、「65X10」には「Netflix」や「Hulu」「YouTube」などがアプリとしてプリンストールされているほか、「Google Playストア」からもアプリを追加でダウンロードできるので、豊富な動画配信コンテンツが手軽に楽しめるようになっている。

※2 androidシステム9.0になります。

最新のスマートテレビ向けOS「Android TV※2」を搭載。動画配信アプリの起動や操作が素早く行えるため、見たいコンテンツを探しやすい。また、リモコンの「T」ボタンを押せば搭載アプリの一覧が表示されるのも便利だ

「Netflix」と「Hulu」の専用ボタンが装備されたマイク付きリモコンが付属。リモコンの中央にある「Google Assistant」のボタンを押して話しかけると、テレビ番組や「YouTube」のコンテンツなどから見たい動画を簡単に検索できる

スマートフォンで検索した動画やゲーム画面を、テレビの大画面に映し出せる「クロームキャスト」機能も搭載。最新のAndroidスマートフォンなら、専用のユーザーインターフェイスが標準で搭載されているので気軽に楽しめる

外部インターフェイスは画面の左側面に集約されている。上から光デジタル音声出力ポート、有線LANポート、ヘッドホン出力ポート、コンポジット映像入力ポート、USB 2.0ポート×2、HDMI入力ポート×3を装備。USBポートに外付けHDDをつないで番組録画ができるほか、地上/BS/110°CSの3波チューナーが2基搭載されているため、裏番組録画も行える。なお、新4K衛星放送用の4Kチューナーは搭載していない

価格と画質のバランスにすぐれた

4Kテレビの新しい選択肢

大画面テレビは長く使われることが多いだけに、なるべくハイスペックなものに買い替えたほうが、購入後の満足度は高いはず。その点、量子ドット技術「QLED」を採用したフラッグシップモデルの「65X10」は、65V型という大画面で、高い色純度と輝度、豊かな階調の映像が堪能でき、そのうえ「Dolby Atmos」による3次元サラウンドが再生できる高機能な製品ながら、価格.com最安価格は217,799円(税込、2019年12月6日時点)と比較的手が届きやすい。同価格帯の65V型液晶テレビと比べると、ワンランク上の映像とサウンドが楽しめるし、有機ELテレビと比べても、コスト面で本機のほうがすぐれていると言えるだろう。つまり、「65X10」は価格と性能のバランスにすぐれたハイエンドテレビと言うわけだ。

もちろん、テレビを購入するうえではメーカー選びも重要。日本ではTCLと聞いてなじみのない人がほとんどかもしれないが、そこは液晶パネルの製造から組み立てまでを自社で一貫して手がけ、世界中のユーザーから選ばれているだけのことはある。メーカーとしての独創性や技術力、製品の品質には確かなものがあった。 また、2019年12月6日~2020年1月13日の期間内に「65X10」を購入して応募すると、「4Kチューナー」がプレゼントされるキャンペーンが実施されているので、高画質な大型テレビの購入を考えているのなら、ぜひ本機のクオリティの高さを確かめたうえで、新たな選択肢として購入検討の候補に入れていただきたい。

「QLED」採用の4K対応スマート液晶テレビ

TCL 10 Pro 16mp super wide-angel

量子ドットLED技術「QLED」を採用した

フラッグシップモデル「65X10シリーズ」

65X10

65インチ

「QLED」採用の4K対応スマート液晶テレビ

TCL 10 Pro 16mp super wide-angel

「Dolby Audio」対応サウンドバー搭載の ハイスペックモデル「C8シリーズ」

TCL 10 Pro 16mp super wide-angel

43~65V型まで揃えたベーシック 4K対応モデル「P8シリーズ」

43P8B

43インチ

50P8S

50インチ

55P8S

55インチ

65P8S

65インチ